2012年3月30日金曜日

印象派ー現代美術の発祥地

宇都宮美術館開館15周年記念 
カミーユ・ピサロと印象派-永遠の近代
2012324日(土)~2012527日(日)


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現在、宇都宮美術館において開催されている『カミーユ・ピサロと印象派-永遠の近代』展の2日目、325日(日)に私、島州一と当館学芸員の有木宏二氏との対談が行われた。テーマは「ピサロの影(印象派)」としてあった。

私が1980年に文化庁海外派遣員として、印象派の総統カミーユ・ピサロの孫娘カティア・ピサロのギャラリーで8ヶ月お世話になった経験もあってピサロ展に関わったつもりであった。
しかし、いざ関わって見ると、自分が如何に印象派を識らずピサロを識らなかったということがわかった。

対談は印象派を縦軸に島州一のモドキレーションという表現行為の史料を横軸にして行われた。

巨大スライド幕に映じたスーラーの「グランドジャット島の日曜日」に、ピサロの「りんご採り」のスライドをレイヤーして、「島州一のモドキレーション」をさらに複数レイヤーして対談が進んだ。

ピサロが抱えていた人種問題、その当時のフランスの政治経済にからんだ労働問題が如何に作品表現に影響しているかを論じたりした。

以上のような問題から見たモドキレーションの意味の同定において、聴衆の目や耳からの意識を刺激し、展覧会がより分厚い意義深いものになることを願いながら対談した。

2012年3月30日
島州一

「グランドジャット島の日曜日」をテーマにしたオペラ
"Sunday in the Park with George"





2012年3月25日日曜日

島州一のASAMA いろは歌














浅間山という私の風景の象形と言葉そのもののぶつかり合いから生まれた『asamaいろは歌』を水彩画にしました。

『asamaいろは歌』の詳細はこちらから▶『asamaいろは歌』